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サイパン島訪問記

常夏の島サイパンでの年越し旅行

サイパン島は北マリアナ諸島の1つの島で、アメリカ合衆国の自治領です。グアムの近くです。

面積はおよそ115.4 km2(日本でいうと伊豆大島くらいの大きさ)で、時差は+1時間。常夏の島です。
昔は、サイパン旅行が人気だったと母親から聞きましたが、今はかなり減って、2017年現在、関西からの直行便がありません。
関西からは東京・グアム・韓国を経由する方法がほとんどで、私は少し遠回りではありますが安くで行ける韓国経由にしました。
朝、日本を出て韓国でサムギョプサルを食べて(笑)、少し買い物をして夜の便でサイパンへ向かいました。
真冬の韓国から、常夏の島への移動。サイパンの空港についてすぐに着替えをしました。手荷物でTシャツを持って搭乗していてよかったです。
大型連休の場合は入国審査に時間がかかりますので要注意。
夜中に到着したのですが、送迎付きのツアーだったので無事ホテルへ向かう事ができました。
周りの景色がよく見えない位真っ暗でした。

観光地

サイパンの中心地はガラパンという地区で、免税店やお土産屋さんがあります。
公共の電車・バスが無いので移動はホテルのシャトルバスやタクシーとなります。
タクシーも簡単に呼べず、思い通りに移動ができなかったので、ホテルの方に手伝ってもらい、急遽レンタカーを借りることになりました。かなり便利でした。旅行本などでもレンタカーを勧めています。日本での免許証があれば運転できますが、走行する車線は日本と逆、それに合わせて運転席も逆なので慎重に。

バンザイクリフ(プンタン平原)

サイパンと聞いて戦争を思い浮かべる人も多いかと思います。
島の北端には、「バンザイクリフ」という岬があります。
名前の通り、サイパンでの戦闘で追いつめられた日本兵や民間の人が「バンザイ」と言い岬から身を投じたという場所です。
どんな所かと思い向かいましたが、今は平和記念公園として綺麗に整備されて、たくさんの観光客が訪れる場所になっています。
ここから多くの日本人が飛び込んで海が血で赤く染まっていた…。そんな悲惨な場所だったなんて想像もできません。 今は崖のギリギリまで整備されていて、遠くまで続く真っ青で綺麗な海を大迫力で見る事ができます。
当時の方達は、この地にまた日本人が観光や遊び、リフレッシュしに足を運ぶなんて想像もしていなかったのではないでしょうか。 サイパンへ行くなら、行ってみるべき場所かと思います。

マニャガハ島

サイパンは海がとても綺麗で滞在中に色々なビーチへ行ってみましたが、今回私が訪れた中で一番綺麗だと思ったのは「マニャガハ島」のビーチです。
サイパンの本島からは船で移動となり、別途予約等が必要ですが、本当に綺麗な海なのでオススメです。
マリンスポーツが付いたオプショナルツアーもあり、私はパラセイリングをセットで予約しました。 パラセイリングでは、 綺麗な海を見渡す事ができました。
かなり高く上がりますので怖がっていたのですが、景色が綺麗すぎて恐怖心は無くなりました。 運が良ければウミガメを見る事ができるそうですが、私は見る事ができませんでした。

サイパンは想像してたよりも田舎っぽい雰囲気でした。
グアムと距離も近いので似ているのかと思いましたが、お店等が多いのはグアム・自然が多いのはサイパンという感じです。
旅行前「サイパンは何もないから、面白くないらしい。」という話も聞いていましたが、全くそんな事ありませんでした。
確かに拓かれた場所はかなり少ないですが、綺麗な海を見たりゆったりとした時間を過ごしたかった私たちにピッタリだったと思います。
スーパーや免税店、お土産屋さんはちゃんとありますので問題ありません。
現地の方々が「Happy New Year!」と声をかけてくれたり、フレンドリーに接してくれましたので、そういったコミュニケーションも楽しかったです。
ゆったりした雰囲気にとても癒されました。
現在(2017年)、関西からサイパンの直行便が無いので、移動が億劫ではありますが、またいつか絶対行きたいと思います。

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